システムズ・レジリエンス~”想定外”を科学する~ [科学]
私たちの社会を持続可能なものにしていくためには、様々な外界の事象に柔軟に
対応していかなければなりません。それらの事象の中には、想定されていたものも、
想定されていなかったものもあるでしょう。
2011年3月の東日本大震災を機に、「想定外」の事象への対応に改めて注目が
集まっています。「想定外」の事象とは何でしょうか? そのような事象に対して、
私たちはどのような備えをすればよいでしょうか?
レジリエンスとは、環境の大きな変動に対して、一時的に機能を失ったにしても、
柔軟に回復できる能力を指す言葉で、生物生態学などの分野でよく知られた概念で
す。私たちの科学技術は、「壊れないシステム」を目指すことに加えて、「壊れたと
きにどう回復するか」についての議論をもっとしなければならないのではないでし
ょうか
本シンポジウムでは、レジリエントなシステムを目指して、幅広く分野横断的に
意見交換し、科学的な目を持ってこの問題に取り組んでいく方向性を議論します。
「想定外事象」を数理的に捉え、過去の生態系のレジリエンスに学び、さらに現
代の人工物におけるベスト・プラクティスを知ることで、科学の新たな地平を切り
拓いて行きたいと考えます。
「システムズ・レジリエンス~”想定外”を科学する~」
1.日時 2012年02月15日(水)13:00~17:30
2.会場 一橋記念講堂
(アクセス)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=2028359621959845
30510.00047f9c4cd1e8b7fb53a
3.参加費 無料
4.プログラム(詳細http://www.rois.ac.jp/sympo/2011/
< 招待講演 >
テーマ 「サイエンス・ドリブン・イノベーション」
講師 矢野 和男(㈱日立製作所 中央研究所 主管研究長)
< セッション1 「想定外」の数理 >
テーマ1 「稀少事象の統計学」
講師 川崎 能典(統計数理研究所 モデリング研究系 准教授)
テーマ2 「リスク管理から考える“想定外”」
講師 椿 広計(統計数理研究所 データ科学研究系 教授)
< セッション2 生物に学ぶレジリエンス >
テーマ1 「野外生物の環境適応能力」
講師 北野 潤(国立遺伝学研究所 新分野創造センター 特任准教授)
テーマ2 「Biological Robustness」
講師 馬場 知哉(情報・システム研究機構 新領域融合研究センター 特任准
教授)
< セッション3 レジリエントなシステムの設計と運用 >
テーマ1 「実ネットワークにおける想定内と想定外」
講師 漆谷 重雄(国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 教授)
テーマ2 「レジリエンスのための人材育成」
講師 岡田 仁志(国立情報学研究所 情報社会相関研究系 准教授)
< パネルディスカッション >
テーマ 「システムズ・レジリエンス学創成に向けて」
司会
統計数理研究所 モデリング研究系 教授 丸山 宏
パネリスト
・矢野 和男(㈱日立製作所 中央研究所 主管研究長)
・川崎 能典(統計数理研究所 モデリング研究系 准教授)
・椿 広計(統計数理研究所 データ科学研究系 教授)
・北野 潤(国立遺伝学研究所 新分野創造センター 特任准教授)
・馬場 知哉(情報・システム研究機構 新領域融合研究センター 特任准教授)
・漆谷 重雄(国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 教授)
・岡田 仁志(国立情報学研究所 情報社会相関研究系 准教授)
5.参加申し込み方法 下記URLより申し込み下さい。
http://netcommons.rois.ac.jp/htdocs/?page_id=15
6.問い合わせ先 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 企画課企画係
TEL:03-6402-6215 E-mail:roissympo@rois.ac.jp
URL:http://www.rois.ac.jp/
主催 情報システム研究機構
対応していかなければなりません。それらの事象の中には、想定されていたものも、
想定されていなかったものもあるでしょう。
2011年3月の東日本大震災を機に、「想定外」の事象への対応に改めて注目が
集まっています。「想定外」の事象とは何でしょうか? そのような事象に対して、
私たちはどのような備えをすればよいでしょうか?
レジリエンスとは、環境の大きな変動に対して、一時的に機能を失ったにしても、
柔軟に回復できる能力を指す言葉で、生物生態学などの分野でよく知られた概念で
す。私たちの科学技術は、「壊れないシステム」を目指すことに加えて、「壊れたと
きにどう回復するか」についての議論をもっとしなければならないのではないでし
ょうか
本シンポジウムでは、レジリエントなシステムを目指して、幅広く分野横断的に
意見交換し、科学的な目を持ってこの問題に取り組んでいく方向性を議論します。
「想定外事象」を数理的に捉え、過去の生態系のレジリエンスに学び、さらに現
代の人工物におけるベスト・プラクティスを知ることで、科学の新たな地平を切り
拓いて行きたいと考えます。
「システムズ・レジリエンス~”想定外”を科学する~」
1.日時 2012年02月15日(水)13:00~17:30
2.会場 一橋記念講堂
(アクセス)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=2028359621959845
30510.00047f9c4cd1e8b7fb53a
3.参加費 無料
4.プログラム(詳細http://www.rois.ac.jp/sympo/2011/
< 招待講演 >
テーマ 「サイエンス・ドリブン・イノベーション」
講師 矢野 和男(㈱日立製作所 中央研究所 主管研究長)
< セッション1 「想定外」の数理 >
テーマ1 「稀少事象の統計学」
講師 川崎 能典(統計数理研究所 モデリング研究系 准教授)
テーマ2 「リスク管理から考える“想定外”」
講師 椿 広計(統計数理研究所 データ科学研究系 教授)
< セッション2 生物に学ぶレジリエンス >
テーマ1 「野外生物の環境適応能力」
講師 北野 潤(国立遺伝学研究所 新分野創造センター 特任准教授)
テーマ2 「Biological Robustness」
講師 馬場 知哉(情報・システム研究機構 新領域融合研究センター 特任准
教授)
< セッション3 レジリエントなシステムの設計と運用 >
テーマ1 「実ネットワークにおける想定内と想定外」
講師 漆谷 重雄(国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 教授)
テーマ2 「レジリエンスのための人材育成」
講師 岡田 仁志(国立情報学研究所 情報社会相関研究系 准教授)
< パネルディスカッション >
テーマ 「システムズ・レジリエンス学創成に向けて」
司会
統計数理研究所 モデリング研究系 教授 丸山 宏
パネリスト
・矢野 和男(㈱日立製作所 中央研究所 主管研究長)
・川崎 能典(統計数理研究所 モデリング研究系 准教授)
・椿 広計(統計数理研究所 データ科学研究系 教授)
・北野 潤(国立遺伝学研究所 新分野創造センター 特任准教授)
・馬場 知哉(情報・システム研究機構 新領域融合研究センター 特任准教授)
・漆谷 重雄(国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 教授)
・岡田 仁志(国立情報学研究所 情報社会相関研究系 准教授)
5.参加申し込み方法 下記URLより申し込み下さい。
http://netcommons.rois.ac.jp/htdocs/?page_id=15
6.問い合わせ先 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 企画課企画係
TEL:03-6402-6215 E-mail:roissympo@rois.ac.jp
URL:http://www.rois.ac.jp/
主催 情報システム研究機構
タグ:システムズ・レジリエンス