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東日本大震災による生態系や生物多様性への影響 [環境]

東日本大震災による生態系や生物多様性への影響は、原生的な自然はもとより、

里地里山や田園地域等の二次的自然にも変化が生ずることが予想されており、生

物多様性の損失や生態系サービスの低下にも繋がるような生態系構造の長期的な

変化が懸念されている。

国土利用と生態系のあり方、生態系の変化や、これに伴う国土利用・国民生活

への影響は十分に明らかとなっていない。

このため、長期的な自然環境の変化や社会環境の変化、東日本大震災等による

生態系への影響を踏まえ、これらにより生じる課題を国土利用・国民生活の観点

から整理する。また、これらの課題をより具体的に把握するため、特定の地域に

おける生態系サービスの長期的な変化について推計を試みる。



「東日本大震災による生態系や生物多様性への影響」

~どれだけの影響があったのか、回復に向けて何を考えるべきか~



1.日時 2011年6月28日(火)13:00~17:00

2.場所 日本学術会議講堂

(アクセス)http://www.scj.go.jp/ja/other/info.html

3.参加費 無料

4.プログラム(詳細http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/125-s-2-2.pdf

< 話題提供 >

テーマ1 「東日本大震災は生態系や生物多様性にどれだけの影響を及ぼしたのか
~衛星画像解析の結果から~」

講師 原 慶太郎(東京情報大学)

テーマ2 「日本列島弧の生物多様性と原子力発電所~未来への希望と負の遺産~」

講師 加藤 真(京都大学)

テーマ3 「放射線がもたらす突然変異~健康と生態系への影響をどう考えればよい
か~」

講師 矢原徹一(九州大学)

テーマ4 「放射能汚染が鳥類の繁殖、生存、分布に及ぼす影響~チェルノブイリ原
発事故25年後の鳥の世界~」

講師 樋口広芳(東京大学)

テーマ5 「今後も続く被害の影響を短期的、長期的にどうモニタリングしていくの
か」

講師 中静 透(東北大学)

テーマ6 「自然生態系と災害~干潟や海岸林が災害を軽減したか~」

講師 向井 宏(京都大学)

テーマ7 「自然の回復と再生の視点から」

講師 鷲谷いづみ(東京大学、日本学術会議二部会員・統合生物学委員会委員長)

< パネルディスカッション >

テーマ 「回復に向けて何を考えるべきか」

司会

松本 忠夫

パネラー

・永田 俊(東京大学)

・原 慶太郎(東京情報大学)

・加藤 真(京都大学)

・矢原徹一(九州大学)

・樋口広芳(東京大学)

・中静 透(東北大学)

・向井 宏(京都大学)

・鷲谷いづみ(東京大学、日本学術会議二部会員・統合生物学委員会委員長)

5.参加申し込み方法 申し込み不要、何方でも参加できます。直接、会場へおいで
下さい。

6.問い合わせ先 鷲谷( 電話03-5841-8915、 Fax 03-5841-8916 )、松本(電話&
Fax 043-298-5181 )



主催 日本学術会議統合生物学委員会生態科学分科会・環境学委員会自然環境保全再
生分科会

講演 日本生態学会


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